トリプタノールの離脱症状と効能

トリプタノールとは、うつ病、夜尿症の治療に用いられる薬です。脳内の伝達物質には、興奮したり気持ちを落ち込ませる作用があります。トリプタノールは、落ち込ませる神経伝達物質の働きを抑制し、抗うつ作用の働きをします。また、夜尿症にも効果があります。その為、用量が多い場合はうつ病の治療薬として、用量が少ない場合は夜尿症の治療薬としてわけられます。

主な副作用として、口のかわき、めまい、眠気があります。一過性のものですが、車の運転や精密機械の操作には注意が必要です。
しかし、稀に重い副作用が出ることがありますので注意が必要です。特に悪性症候群、心筋梗塞、錯覚や幻覚を伴う意識障害といったものもあります。少しでも違和感がある場合は、医師に相談してください。トリプタノールの使用上の注意として、飲酒は作用を強くするので避けてください。また、セイヨウオトギリソウが含まれる食品は、薬の代謝を促進し効果を弱める恐れがあります。飲み合わせや食べ合わせには、注意してください。